私は昌志さんのお母さんからの手紙を読んだ時、ゲイの人を他の社会的なマイノリティー(例:人種的なマイノリティー)と比べることはとても面白いと思いました。同
性愛者は特別な立場にあるマイノリティーだとずっと思いましたから、比べることは意味があることだとは考えられませんでした。どうしてかというと、マイノリティーの悩みもゲイの人の悩みも残念だし、それぞれの悩みは違うので、直接比べることは少し無意味だと思うからです。授
業でこの問題について話し合った時、一番違うところはゲイの人はアイデンティティーを隠せることだと言われました。人種の場合と比べると、それは同性愛のメリットに見えるかもしれません。
でも、本当にメリットだと言えるのかという疑問を抱きます。確かに、隠れることが出来たら明確な差別を避けられることはいいところですが、私
の意見では、毎日自分のアイデンティティーの大切な部分について必死に黙らなければならないことは苦しいんじゃないかと思います。もちろん、誰
でも(例:ボスなど)人のセクシュアルアイデンティティーを知る必要はありませんが、大切な人に理解してもらえないことは本当に残念です。
隠れなくてもいい社会の方が理想的だと思います。